社会福祉士について(社会福祉士とは)

「社会福祉士」は、「社会福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者又は医師その他の保健医療サービスを提供する者その他の関係者との連絡及び調整その他の援助を行うことを業とする者をいう」(社会福祉士及び介護福祉士法 昭和62年公布 平成28年改正)と定義されています。

人口の高齢化が急速に進み、社会が複雑化していく時代に誰もが安心して福祉に関する相談や必要な援助を受けられる社会を実現していくことは、すべての国民にとっての切実な要請です。国家資格である社会福祉士には、誠実さをもって個人の尊厳を保持し、関係者との連携を保ちながら、地域に即した創意と工夫を行い、質の高い福祉サービス提供の中心的役割を果たすことが求められています。

また、福祉専門職として常に資質を向上させる責務を負い、広い視野をもって、増大し、多様化する障害のある方や高齢者など、社会的困難を抱える方たちの相談援助の担い手として期待されています。