●システムの概要

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 利用者アセスメントシステム
利用者の各種情報(基本情報、手帳情報、受給者証、障害の状況、バイタル情報、健康診断、服薬情報、生活情報等)の登録を 行うことができます。入力データは履歴管理されるため、過去にさかのぼって情報を参照できます。
利用者の各種情報はフェースシートとして参照できます。また、フェースシートの情報は必要に応じてExcelファイルに保存できます。
知的障害者向けに標準化された5領域からなるアセスメント方式を適用しています。
アセスメント項目は財団法人 日本知的障害者福祉協会の調査・研究委員会により、分析・検討された項目を採用しています。
アセスメントの評価結果は、領域毎のレーダーチャートで表現し、利用者が社会生活をする上で困難を伴う行動(問題行動)、 病気の情報とともに、アセスメント総括表として利用者の全体像を把握できます。
支援課題設定ではアセスメントによる評価結果をもとに各項目に関連付けられた課題事例を示し、課題事例をもとに具体的な 支援課題を登録します。
個別支援計画書作成では、設定した支援課題毎に具体的な支援目標、支援内容を登録します。
モニタリング登録では、個別支援計画で策定した支援課題および支援目標、支援内容についてモニタリングを行った結果(サービ スの実施・対応状況)を登録します。
アセスメント〜支援課題設定〜個別支援計画〜モニタリングの各々フェーズを利用者毎に管理しているため、再アセスメント、 課題見直し、支援内容見直しのタイミングを把握することができます。
       
 施設データ集計システム
利用者アセスメントシステムに登録している利用者情報をもとに施設データの集計を行います。
集計単位は「福祉協会調査」または「施設内調査」です。
「福祉協会調査」は財団法人 日本知的障害者福祉協会が毎年実施している全国知的障害施設実態調査(全国調査)のデータを集計することができます。
「施設内調査」は施設が独自に実施するデータ集計をサポートします。
利用者アセスメントシステムに登録している利用者情報をもとに施設データの集計を行うため、集計用のデータを最初から入力 する必要はありません。
利用者情報の入力作業が完了後、集計処理を実行します。
「福祉協会調査」の場合、全国調査の調査票の集計結果は画面または帳票で確認することができます。
「施設内調査」の場合、集計結果をもとに施設内実態調査データとして数種類の一覧表を作成することができます。
施設内実態データを利用して施設概要資料を作成することもできます。